ココロの豆知識
―やさしく理解しよう! ココロの病気―

専門的なコトバなんか使わないで説明してみます^^
「目からウロコ」でっせ〜(ホントか?)

●統合失調症●
以前は「精神分裂病」と呼ばれていました。恐ろしい呼び名ですね。
なんだか人格がバラバラに崩壊した人、みたいな…
でも、そういう誤解が一番治療の妨げになっているのを、知っていますか?
今でこそ名称が変わったことにより恐ろしいイメージは少なくなったと思いますが、それでも
「ああ、前に『精神分裂病』って呼ばれてた病気ね」と眉をひそめる方もいるでしょう。
でも、違うんです! 確かに、幻聴・幻覚を伴う病気です。だけど患者さんは見た目はごく普通。
私がうつ病で入院していたときに同室だった女の子は統合失調症でした。でも
どこから見てもごく普通の人。身の回りのこともきちんとして…
だけど、人知れず悩んでいるんです。「みんなが自分の悪口を言っているような感じがする」って。
調子が悪い時に幻聴・幻覚が現れる、って。だから、調子のいい時は「普通の人」です。
「刃物を振り回して他人に危害を与える」? トンデモナイ!
そういうイメージを持っている方! あなたは「シャブ中」か何かとカン違いしてます。
ココロが疲れて…それくらい周りに気遣いして…優しい人なんです。

●強迫性障害●
「ウルトラマンゼアス」をご覧になったことがありますか?
私…ウルトラマンゼアスって「強迫性障害」だと思うんですよね…
人間の姿の時は「朝日勝人」という名前で、新入りとして失敗しながら某●光のガソリンスタンドで働いています。
しかしそこは…「うるちょら警備隊」ならぬ「超宇宙防衛機構Mydo(マイド)」の基地…
「Mydo」の隊員は地球を支配しようと企む「ベンゼン星人」と戦うのです。
さて、その場面場面で勝人(=ゼアス)が強迫性障害だと思わせるシーンが。
ベンゼン星人(加賀丈史)がGSにやってきて、汚い手で「キレイな指ですネッ(`ー´)」と勝人と握手する…
すると勝人は仕事を投げ出して「うわぁぁぁぁ!」と一目散に手を洗いに行くのです。
ゼアスに変身してもそれは同じで「うわっ汚ねぇ〜(;´Д`)」という感じで滝で手を洗うシーンが…
単なる「キレイ好き」を通り越し、あるいはもはや生活に支障をきたすほど何かが気になって、
でも本人は頭では分かっていてもその行動がやめられない、あるいは気になって落ち着かない…
分かっていてもやめられない苦しみに人知れず悩んでいるのです。

●自 閉 症●
これこそ一番誤解が多いのではないでしょうか?
まるで自分の殻に閉じこもっている「引きこもり」のようなイメージ。
私自身も誤解していた部分がありました。
でも、ドナ・ウィリアムズという人が自分の自閉症だった子供時代のことを書いた本を読み
「ただ、周りとのコミュニケーションがうまくいかないだけなんだ」と思いました。
自閉症の人には「自分の世界観」があります。他の人には見えないものが見えています。
それは空気の粒子だったり、妖精だったり…でも、説明できないもどかしさ。
他人の言っていることが理解できず、ただ「おうむ返し」に言葉を口ずさんでいたり…
だけど、ものすごく繊細で感受性が強いんですね。ある分野では天才的な才能を発揮したりします。
型にはめられることが苦痛でたまりません。どこまでも自分に正直です。
自閉症の人はこの世の中の美しいものを一番よく知っているのかもしれません。

●季節性感情障害(SAD)●
これは、その名のとおり季節に非常に左右されるもので、私もその傾向が若干あり。
日照時間の減る秋から冬にかけて調子が悪くなるため「冬季うつ」などと呼ばれたりもします。
普通、うつ病というと、睡眠障害・食欲不振などで衰弱して痩せてしまうのですが
季節性感情障害の場合、やたら甘いものが食べたくなって逆に太ったりします。
私にも、そういう時期がありました。異常なほど甘いものを欲しがっていました。
初めは単に「疲れているから体が糖分を欲しているのだろう」と思いましたが、これが普通じゃない!
でも外に出たくないため、いつも夫に「甘いもの買ってきて〜」とアレコレ注文つけていました。
だから、激ヤセしたスリムな(?)体があっという間に元通り(^^;
そして、気分はものすごく不安定、いつも低空飛行。何もかも億劫で…
うつ病入院の後に再び3ヶ月続けて仕事を休んでしまった時期がありましたが
その時は、そういう状態でした。
お日さまの光って、大事ですね…(しみじみ)。

●心的外傷後ストレス障害(PTSD)●
これは、阪神・淡路大震災をきっかけに知識が広まりましたね。
強いストレスを受けた後、それがいつまでも尾を引いてしまい、さらには
あたかも自分が再びその恐怖に直面しているような感じがしたり
(「フラッシュバック」と言います)、いわゆる「ココロの怪我」です。
今でこそ「災害時の心のケア」なんて言われるようになりましたが、昔はそんな知識も無く…
平気で放って置かれたものでした。
いまだに戦時中の恐怖感を引きずっている人も多いと思います。
人の心の中なんて、覗けるものではありません。だから安易に「根性なし!」なんて言ってはいけません!
誰もが、多少なりともトラウマを抱えて生きていると思うから…

●摂食障害●
これは拒食、過食、拒食と過食を繰り返すもの…etc、いろいろです。
きっかけは「ちょっとふっくらしたね」「ヤセたらキレイになったよ」なんていう些細な言葉だったりして。
でもみんながみんな、そういう言葉で摂食障害になるわけではありませんね。
一般的には「大人になりたくない、成熟した大人の体になりたくない」という気持ちが根っこにある、
と言われていますが…そうとも言い切れないような気がする私(専門家でもないくせに)。
ただ安易な気持ちでダイエットを始めたらうまくいっちゃって、もっとヤセたくなって…
それだけなのかも知れません。でもじゅうぶんヤセて(ヤセすぎなほど)いるにもかかわらず
まだ自分は太っていてみっともない、と思ったら要注意。とはいえ…
その時、本人の脳は正しく自分の体型を認知していない(認知の歪み)のです。
いくら鏡を見ても「自分は太っている」ようにしか見えない、でも食べないでガマンなんてずっと続くわけもなく
反動で食べ過ぎてしまう(過食)…でも食べると太るのが怖いので
食べたものを無理矢理吐く、という行為をしたりします。ここまでくると病気です。
私だって「ヤセすぎだよ」と言われつつもヤセたいよ〜。これって異常でしょうか?

●恐 怖 症●
「アタシって高所恐怖症なの〜」なんて、よく聞く言葉ですね。
でも、誰だって慣れていなければ高い所が怖いもの。特に足の下がない! なんて所では
ゾクゾクしちゃいます(私も高所恐怖症?)。観覧車がね、怖いんですよ(ボソ…)
本当の恐怖症というのは、そんなものではなく、他の人が何とも思わないようなもの
あるいは場所が、とんでもなく怖いのです。
パニック障害ではしばしば「発作を起こした場所(あるいは逃げ場がない所)」が怖かったりします。
「広場恐怖」って言うんですけどね…どんなに狭い所でも「広場」。
まぁ、「空間」と言い換えたほうがいいかもしれません。
そのために「電車に乗れない」など生活に支障をきたすようになると、とても困ることになります。
ちなみに私は「嘔吐恐怖症」でして、つわりの時は「誰か私を殺して〜(泣)」状態でした。
「摂食障害」に書いた「食べ吐き」なんてとてもとても…あ〜、コワイコワイコワイ〜!!!

●依 存 症●
これは多かれ少なかれ、みんなそういう因子は持っているのではないでしょうか?
ここでは敢えて「アディクション」なんて言葉は使いません。専門用語は使いたくないんです。
ひと口に「依存症」と言ってもいろいろありますね…
カード破産のリスクも考えられず買い物で欲求を満たす「買い物依存」、
タチの悪い「薬物依存」「アルコール依存」、タバコもそうでしょうか。
最近は「ネット依存」も増えています。
どんな依存症にしても「ココロのスキマ、寂しさ」を埋めるため…。
毎日が充実していれば依存症になんかならなくて済むのに。
誰もがふとしたきっかけで依存症になる可能性があります。
「効率」「利益」ばかり考えて人のココロはおざなりになっている今の社会…
せめて、依存症で身を滅ぼすことのないように「理性」だけは失わないで生きていきましょう!

●性同一性障害●
これも最近になってやっと理解が進んできたようです。でもまだまだ日本での認知度は低い…
そもそも、人間の性別は、ハッキリと「男」と「女」に分けられるものではなく、
男性でも「女性的」な部分(その逆も)があります。私も車を運転する時は「男性的」です(^^;
聞くところによると、性別は24通りあるそうですから!
体は男性(女性)であっても、「ココロの性」が体の性と異なるために
非常に苦しんでいる人がたくさんいます。24通りもあれば当然ですよ!
やっと「性転換手術」ができるようになり(とはいえ、子供を作ることはできませんが)
それに伴い戸籍上の性も変えられるようになりました(できるんですよ!)。
もう「オカマ」なんていう言葉で彼ら・彼女らを傷つけないでください…
「同性愛者=エイズ患者」みたいな考えも捨ててください!

●躁(そう)病●
自分の「うつ病体験記」ばかり書いて、この病気には触れていませんでした。
大抵は「うつ」と共に現れる(躁うつ病)ことが多いといわれています。
躁状態の時は気分はハイで元気がみなぎっていて疲れ知らず…仕事もバリバリ…
「だから別にいいんじゃない?」と思ったら大間違い。本人も苦しんでいる、周りの人も大変。
例えば、大金持ちでもないのに大金をばら撒く、自信過剰になり到底できそうもないことをする、…etc。
周りの人も振り回されて疲れてしまいます。
本人だってそうそう体が持つわけもなく…気分は高揚していても苦しいのです。
そういう人がいたら、さりげなく病院に行くことを勧めてみてください。

●境界性人格障害●
私…最近、自分が「境界性人格障害」ではないか、と疑っているんですよね(ーー;
だって…「DSM-Wによる境界性人格障害の定義」ってヤツにことごとく当てはまるんですもの。
(《 》内はちえぴょんココロの声)
 対人関係、自己イメージ、感情の不安定および著しい衝動性の広範な様式で、成人早期に始まり、
種々の状況で明らかになる。以下のうち、五つ(またはそれ以上)で示される。
 現実もしくは自分の想像の中で見捨てられることを避けようとする異常な努力。《あるよあるよぉ〜》
(注:自殺行為または自傷行為は含めないこと。)
 理想化と見下しとの両極端を揺れ動くことによって特徴づけられる不安定で激しい対人関係模様。
《コレはあんまりないかも…^^対人関係は自分を抑えてるから…》
 同一性障害:著明で持続的な不安定な自己イメージまたは自己感。《メチャクチャ不安定なんですけどぉ》
 少なくとも2つのエリアに渡っており、自己を傷つける可能性のある衝動性
(浪費、性行為、物質乱用、無謀な運転、むちゃ食い等)《あ〜、薬物乱用、むちゃ食い…運転は気をつけてます》
(注:自殺行為または自傷行為は含めないこと。)
 自殺、自殺のそぶり、自殺するという脅し、または自傷行為の繰返し。《思いっきり当てはまり〜マン》
 著しい気分反応性による感情不安定《超・超不安定な私…自分の気分が分からな〜い!》
(例:通常は2・3時間持続し、2・3日以上持続することはまれな、
エピソード的に起こる強い不快気分、いらいら、または不安)
 慢性的な空虚感。《公務員ならみんな感じません? 感じませんか…やっぱり異常かなぁ》
 不適切で激しい怒り、怒りの感情のコントロール困難(頻繁なかんしゃく、怒り、喧嘩を何度もする等)
《喧嘩は前の職場の上司としかしてません^^;でも感情失禁状態(T_T)》
10 一過性のストレス関連性の妄想様観念、もしくは重度の解離性症状がある。
《妄想性観念はあるかも…解離も?》
そ・し・て…
全員が当てはまるわけではないけれど、境界性人格障害の人は以下の障害も持っていることが一般的とか。
 外傷後ストレス障害(PTSD)《コレは違うでしょう、たぶん》
 気分障害《大あり!》
 パニック障害/不安障害《最初に発症したのはパニック障害だった》
 アルコール・薬物依存《薬物依存です…ODやめたい…》
(境界例人格障害の54%が依存症の問題を抱えています)
 性同一性障害《コレはないと思うが…運転は男性的!?》
 注意欠陥障害(ADD)《これもない、と思う…たぶん》
 摂食障害《若い頃はありました、前の職場の時も激ヤセしたし…》
 強迫性障害《仕事に関しては強迫観念あり》
 その他の人格障害《う〜ん、ビミョー》
ハァ…5つ以上当てはまるよ…でも今の主治医は病名を告げません。苦しいです。
もしかしたらあなたの周りの喧嘩っ早い人はこの病気かも…
あたたかく見守ってほしいものです…でも疲れるのは周りよね…ハァ〜

思いついたらまた追加していきたいと思います。
        私のおすすめ本!

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